2024年11月30日
高屋西小学校 車いす体験

10月24,25日に、東広島市立高屋西小学校4年生の子どもたちを対象に、東広島市社会福祉協議会の方々、高屋地区の民生委員の方々とともに、車いす体験の授業を行いました。

はじめに、車いすの種類や操作の仕方や注意点を説明しました。実際に車いすを見ながら、どのようなことに気を付けたらいいのか考えながら話を聞いてくれました。





その後、実際に車いすに乗り、ジグザクのコースや段差のあるコース、傾斜のあるコースなどを体験してもらいました。実際に乗ってみると、「段差は1人では難しかった」「後ろ向きだと怖い」「急に動くとびっくりする」という声が多く聞かれました。徐々に慣れてくると、「今から動くよ」「坂になるから気を付けてね」「ゆっくり行くね」など、相手に配慮した声かけを行う姿をたくさん見ることができ、「難しいところは友達に手伝ってもらえてよかった」「声をかけてもらえると安心する」と、感想を話してくれました。

質問タイムでは、まちづくりの単元との関連もあり、「段差があって1人で難しいときはどうしたらいいのかな?」「車いすを乗せて移動できるサービスはないのかな?」など、住みやすい街にするためにはどうしたらいいかという視点からの疑問や気付きが多くありました。


多様な個性や価値観を受け入れ、お互いに助け合って生きていくとともに、みんなが過ごしやすい社会をつくっていくにはどうしたらよいか、一人ひとりが考えながら、よりよい社会をつくっていく必要があることを、私たち自身も改めて感じた時間となりました。

多機能型療育サポート かぽの 放課後等デイサービス
児童指導員 倉本 康平